この記事を読むと…
◆リスティング広告とはなにか、理解できます
◆リスティング広告の5つの特徴が、理解できます
◆リスティング広告の費用対効果について、知ることができます
顕在欲求層ってなに?という方、欲求別アプローチについて復習したい方は、コチラ↓
リスティング広告とは?
リスティング広告とは「検索連動型広告」のこと
商品やサービスをもともと欲しがっている、顕在欲求層の人たちは、必ず「検索」をして調べます。今はほとんどの人が「Google」で調べますね。
例えばあなたが大阪のサッカースクールのオーナーであれば、「サッカースクール 大阪」と検索ワードを入れて調べている人がいたら、Googleで検索した際に自分のウェブサイトが出るように対策すればいいのです。
Googleで検索すると、次の画像のようなレイアウトになっており、リスティング広告は検索結果画面の上や下に表示されます。収益化のためにまず対策すべきはこのリスティング広告エリアです。
収益に直結する顕在欲求層へアプローチするために、このリスティング広告のエリアで競合と戦えるのか、戦えないのか、費用対効果が合うのか合わないのか、をまず考えないといけないのです。
リスティング広告とは、「検索連動型広告」のこと。ユーザーがGoogleやYahoo!で検索したキーワードに応じて検索結果画面の上や下に表示される。広告をクリックしたユーザーを、指定したWebサイトに誘導することができる。
リスティング広告ってどんな原稿?
リスティング広告の原稿フォーマットは基本的にテキストです。
広告見出し / タイトル
リンク先のURL
説明文
広告見出しと説明文には、文字数や使用できる文字・記号に制限があります。また、広告文で訴求できない表現もありますので、事前に確認しておく必要があります。
リスティング広告の5つの特徴
次に挙げる5つの特徴を押さえることで、リスティング広告をより深く理解できます。一つずつ詳細を見ていきましょう!
①検索キーワードに対して広告を出せる
②クリックされて初めて課金される
③エリア指定ができる
④日予算設定ができる
⑤自分で運用する限りリスクがない
特徴①検索キーワードに対して広告を出せる
1つ目の特徴は、リスティング広告は、検索キーワードに対して広告を出せるということです。自ら特定のキーワードを検索する能動的なユーザー(顕在欲求層)に対し、効果的にアプローチできます。
特徴②クリックされて初めて課金される
2番目の特徴は、クリックされて初めて課金される広告ということです。
1クリックの単価は、掲載枠に対して広告主がオークション形式で入札を行って決まります。落札できた広告が枠に掲載されます。入札して1クリックあたり何円払うかを事前に決め、設定する流れです。
1クリック単価はおおよそ50円〜1000円ほどで、競合状況によって変わります。たくさんの企業が同時に広告を出したいという状態になると、枠の取り合いが起き、最低入札価格も高くなる傾向があります。
特徴③エリア指定ができる
3番目の特徴は、エリア指定(エリアターゲティング)ができるということです。国や都道府県をキーワード指定する方法や、半径で指定する方法(Googleのみ)があります。
リスティング広告のエリア指定は、地域密着型の集客が必要な実店舗を持つ業種におすすめです。
美容室/飲食店/不動産屋/クリニック/整骨院/塾/スクール
特徴④日予算設定ができる
4番目の特徴は、日予算設定ができるということです。
例えば1日1000円までしか使いたくないと決めたら、「1000円分広告が出たら終了」という設定ができるのです。
特徴⑤自分で運用する限りリスクがない
5番目の特徴は、自分で運用する限りリスクがあまりないということです。逆に広告運用代理店を使うとリスクが出るケースがあります。
自分で運用する場合
例えば、この広告に1万円分使うと設定すれば、1万円分広告が出て終わり。
背負うリスクは、1万円分。
広告運用代理店が運用する場合
たとえば、こんな契約内容だったりするので注意!
・毎月必ず最低10万円は使ってください
・その10万円に対して手数料20%いただきます
・最低6ヶ月は必ず続けてください
この契約で1ヶ月、2ヶ月運用したときに、この広告からお客様が来るか来ないかというのは大体肌感でわかるものです。効果がなく掲載をやめたくても、広告運用代理店を使うと最低運用期間の縛りがあるからやめられないのです。
費用対効果を計算することが最も重要
費用対効果の計算方法
広告を掲載する時に一番重要なポイントは、費用対効果を計算することです。
どのように計算するかというと、、、
例えばサッカースクールの月謝が8000円の場合。
一人の顧客の想定利益(年間)
月謝8000円✖️12ヶ月=96000円
パターン1:広告費や経費で一人の顧客あたり96000円以上
→赤字
パターン2:広告費や経費で一人の顧客あたり90000円
→年間の利益が6000円でコスパが悪く微妙。
パターン3:広告費や経費で一人の顧客あたり40000円
→年間の利益が56000円!!!!
→どんどんやるべき!
費用対効果が合わない、勝てないパターンとは
リスティング広告で、勝てないとわかっているパターン大体決まっています。
結論、それは利益率が高いビジネスで、且つ大手が参入してる場合です。ほぼ勝てません。やるだけ無駄になってしまいます。
一つ例を挙げます。
◆薬剤師求人という検索キーワードでのリスティング広告
1クリック単価=4000円!(という時期があった)
◆どんなビジネス?
・薬剤師の人たちに転職を斡旋するビジネス。
・年収700万円くらいの薬剤師の転職を1人決めれば、200万円くらいフィーがもらえるというビジネス。
・人件費もあまりかからない。
・薬剤師求人ビジネスは利益率がとても高いので、1クリック単価が高くても広告を出したい企業がいる。
◆なぜ大手じゃないとダメなの?
利益率が高いビジネスというのは、利益が入ってくるまでに時間がかかるケースが多い。
薬剤師求人の場合、、半年以上かかる場合も!
広告を出す→何回か面談→求人先を何社か紹介→それぞれの会社で何回か面接→内定→退職手続きや有休消化で1、2ヶ月→入社→報酬の支払い
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では、リスティング広告について解説しました。
◆リスティング広告とは、「検索連動型広告」のこと。
◆リスティング広告の5つの特徴
①検索キーワードに対して広告を出せる
②クリックされて初めて課金される
③エリア指定ができる
④日予算設定ができる
⑤自分で運用する限りリスクがない
◆広告を掲載する時に一番重要なポイントは、費用対効果を計算すること。
競合などの状況によりリスティング広告での運用が厳しかった場合には、次に、地図のエリアを対策していきます。地図のエリアについてはこちらの記事で解説しています↓↓